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堅苦しいオヤジでありパンクである二面性をどうする?

まさに自分がそうなのですが、ブログって基本的には、あまり堅苦しいのは読む気がしません。TVでなんとなく観るのなら、教育テレビの解説的論調より酔っぱらい主張がおもしろいのと同じです。
なのにこの私のブログのテーマ、ちょっと固すぎたんじゃないだろうかと反省しています。

この原稿を書くのは、週末深夜の定番シゴトになりつつあるのですが、ふと前週までのことを思い起こすわけです。出会った経営者、たいへんだったシゴト、古い同僚との交流、若い人たちとの会話、酔っぱらいながら説いた講釈など、思い出すことは数あれど、いざ当ブログのテーマに則した内容でまとめようとすると、ストイックで、シビアで、堅苦しくて、暑苦しくて、むさ苦しくて、難解で、説教臭いことになってしまうような気がしてなりません。まあ早い話がつまらんわけです。

堅苦しいのがイヤなのは、日本中がワールドカップに熱中しているこの時期だからではありません。時々、私の中のパンクな一面が時々あらわれるのです。もちろん、「業績目標」だとか「組織運営」だとか「経営者のナントカ」とかとかとか…。それ自体はとても大事なことはわかっています。

でもふと私の中のあまのじゃくスイッチが入るときがあるのです。そうなると、自分の堅苦しいオヤジッぷりが、全部サイテーのハナクソに思えてくるから不思議。しかも怒りのパワーになって外に向いていくのです。もう今どきの逆ギレ野郎と区別が付きません。
「ちくしょー、オメエら全部くだらねえぜ。オメエらみたいにダサい年寄りなんかにならねーぜ。もっと他に人生の楽しみを見つけろよ。ジジババども!」
なんて思うわけです。地下鉄に乗れば、「モラルのかけらもないアホ。おまえらみたいにのほほんと過ごすアホどもには用はねえぜ。かわいそうなボンクラどもめ!」と思うし。もうなんだか厭世的でいけません。ニンゲンができていない証拠だと思います。

と思いながら、また「業績目標」だとか「組織運営」だとか「経営者のナントカ」と、シゴトを繰り返すのです。
やっぱり頑固で堅苦しいヤツなんでしょうかね。ワシ。

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2006年6月18日 03:18に投稿されたエントリーのページです。

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