« 「いい会社」と「宣伝がウマイだけの会社」 | メイン | 知り合いの知り合いの知り合いの‥‥ »

タフな24時間を過ごしているほうです

どうもこの頃、日中よりも夜ばかりアポイントが埋まっていきます。まぁ自分ですすんで予定を入れているところもあるので、仕方ないといえば仕方ありません。どんな相手とでもほぼ毎回シゴトの話をしているワンパターンな行動は、小腹の出っ張り具合が気になっている営業出身の管理職のオッサンと同じ状態なわけです。

ネオンに溶け込み、半玉ホステスと肩を組みながら、箸でグラスを叩いて唄っている‥‥と、そこまで徹底して盛宴にうつつをぬかしきっていれば、栄華な時代にオンとオフをうまく使い分けていた往時の本田宗一郎氏や坂本龍馬・高杉晋作のようでカッコいいのですが、どうもそこまで弾けきれません。小心者で。

平均的なニッポン人の41歳オジサンと比較したら、おそらく私もタフな24時間を過ごしているほうでしょう。しかし、私が(仕事の後にお供させて頂いている)尊敬する方々というのは、かなり強者ばかりで弱ります。いやいや酒の強さを問うのではありません。何件もハシゴをすることでもありません。ま、そういう時がないとも言えませんが…。
数え切れない杯が進み、ふと話がそれた時にも、学ぶ気持ちが旺盛であったり。あるいはヒトに伝えたい武勇伝が山積みだったり。とつぜん企画書を見せられたり。人生訓を語ったり。ヒントを得たその場で実行計画を立てているヒトとか。もうとにかく元気なのは間違いありません。かくいう私自身、酔いに任せてつい余分な講釈をたれ、目の前にいる若い衆を困らせているはずです。
付き合うほうも付き合うほうで、負けじと熱心に語っています。類は友を呼んでいるのでしょう。

私が以前勤務していた会社が気に入っていたのは、腹を割って本気で話せる仲間がたくさんいたからです。下戸で経験のない制作担当だった私を育ててたのは、饗宴の場数でもあったことも間違いありません。

About

2006年7月 2日 02:37に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「「いい会社」と「宣伝がウマイだけの会社」」です。

次の投稿は「知り合いの知り合いの知り合いの‥‥」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。