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取材するワクワク感が消えたのはオッサンだからですか?

たいへん久しぶりに「取材」仕事を引き受けました。
東海地区で名の知れた経営者の方を隔週で取材するという企画なので
取材前は結構ワクワクしていたのですが、
残念ながら実際はさにあらず。

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意外なことに現場での私はそれほど気持ちが盛り上がっていません。
エンジンは回っていても、モリッと加速していくパワーが絞り出せないのです。私。

取材を終えると、ますますそんな胸の内がはっきりしてくるではありませんか。
社長様ぶって現場仕事から離れているうちに
好きだった取材作業がキライになっているんじゃないか?
胸に手を当てて自らに問いかけます。

取材が楽しくない理由。
少し考えたら、目の前の雲は消え去りました。

せっかく経営者の方とお話をするのに、それが『取材』だからなのです。
取材のやりとりでは、相手との距離が縮まりません。
相手にとって私は、ただのオッサンライター。

オッサンライターである以上、相手の話を聞くだけ。
こっちの意見は、主張しても意味がないし、
忙しい先方にとってみればインタビュアーの私見を聞きながら
会話するなんて、そんなの時間のムダ以外の何者でもないんだろうなあ、
などと、余分な気遣いまでしちゃったりして‥‥。

せっかくの機会なのにもったいない雰囲気です。
まあでも、仕事ですから。

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2007年5月20日 03:21に投稿されたエントリーのページです。

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