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カッコよくない自分を晒しています。

ミーティング含みのプレゼンテーションであれば、
相手が何人だろうと、私にとってそれはたいへん楽しいシゴトです。
熱い経営者の方と語り合うのだって一晩中でも歓迎です。


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しかし、ひとりで延々とスピーチをするのはどうにも不得意で困ります。
人前がイヤで仕方ないってわけじゃありません。
話は飛躍するけれど、
若い頃にバンドを組んでステージの上に立っているのは気分がよかった。
では何がイヤなのかというと、
勉強会でも結婚式でも講演でも、とにかく一方的なスピーチがイヤなのです。

人前だから…というのではなく『話す内容』に
なんだかキンチョーしてしまうのです。
私風情の話なんか聴かされても、おそらくホントにつまらんだろうなあ‥‥、
という先入観が、まず私の中にあります。
しかし、ヘタにすべったジョークなんか喋ってその場を凍り付かせると、
さらに取り返しがつかない。‥‥最悪だなあ。
『じゃあそつなくまとめよう』なんて思うとホントにソツがない。フツー。
おもしろくない。
抑揚もサビもない曲を淡々と棒立ちのままカラオケで歌ってる感じです。

かつての同僚たちが、
会場を沸かせながら結婚式の司会なんかをしているのを見ると、
大したもんだなあと感心します。
しかし、言い訳をするわけじゃありませんが、
結婚式や社内行事の司会なんかをTVタレントよろしく
饒舌にやって得意気なサラリーマンなんかは、
見ているこっちがなんだか恥ずかしい気持ちになって
カッコよくは見えないわけです。

というわけで、
こんなにストレスを貯めながら、
なんで私は人前でスピーチなんかしているんでしょうか。
正直なところ『お仕事をいただくきっかけになるかも…』という
ヨコシマな気持ちがあったからなんですが、
それは少し考えが変わってきました。(つづく)

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2007年9月 9日 01:51に投稿されたエントリーのページです。

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