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うどんを食う話 ≧ 経営理念の話。

ゆっくりひるめしを食う時間がない。
そんな時に『5分メシ』を可能にしてくれるのは
会社の近所の「セルフうどん・どんどん庵」です。

udon.jpg

うどん、かき揚げ、おにぎりを併せて450円。
なんと良心的なプライス! サラリーマンの味方です!
かき揚げだってなかなかうまい。


丼鉢の底に残った油でギトギトのおつゆを
最後まですすってしまいたい衝動に負けそうになるのですが、
腕時計が告げる時間は、それを許してくれません。
返却口に盆を持って運ぶ数歩の間、
ギリギリまでその出汁を飲み干そうと必死でチャレンジする。


その姿を想像すると、もう全然豊かな気持ちになれません。
ゲップをしながら爪楊枝をくわえ、
勘定をするオッサンサラリーマンと同じぐらいカッコ悪かったなあ
と思うのです。反省。


翌日、私はとある経営者の方と昼食会談をしました。
先方社長の希望で名古屋名物「みそ煮込みうどん」の店へ。
旬の茸と地鶏なんとか一半というメニューは、
3000円超えだったでしょうか。


二日続けてうどんのランチ。
しかし、価格差はほぼ7倍。うどん屋にも格差社会がある。


…などと考えてこのブログを書きながら、ふと思った。


ひるめしのうどん屋のことなんかを真っ先に思い出している私は
なんだかイマイチなんじゃないのか。
経営者としてはもう少し理念に則したみそ煮込み並の中味の濃い話しなくていいのか。
一応、こんな私でさえ、
分相応な零細の経営者並みに
事業や人材育成のことを少しは考えているつもりです。


では‥‥


と思って考え直したのですが、やっぱりアカン。
ここの場で堅苦しい熱弁をしても誰もおもしろくないと思うから。

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2007年10月 7日 02:00に投稿されたエントリーのページです。

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