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セコい私は、ヒトにエネルギーをもらう

新幹線で座った席のアミポケットに
一冊の週刊誌が背表紙を向けて放置されていた。ラッキー。
セコい私は座ってすぐに手にとって開く。
‥‥瞬間に後悔。エロ本と見まごうばかりの男性ゴシップ誌じゃん。
隣の席のキャリアウーマン風オネエサンから軽蔑のまなざしを向けられている気がする。
違う!これはオレのじゃない!こんな趣味はないんだ!

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というわけで‥‥


29日。他社の会議資料から経営判断を学ぶ。


30日。R社の出世頭、元同僚Wと有楽町で呑む。
「今日の今日で僕のスケジュールを調整さすのはアンタだけやで」
と、W氏は私との昵懇ぶりを伝えたつもりなんだろうけど、
それ、かなり威張ってんじゃねえのか?
まあホントにすっかり偉くなっているのだけれど、
冗談・悪態・熱弁が交わしあえる友というのはホントに貴重です。


1日。愛用のMACが壊れる。すわ3度目の入院か。
しかしアップルストア名古屋栄のKさんは、
ホントにいつもホスピタリティに富んでいて感心させられてしまうのです。
今回もまた気持ちのいい言葉をいただきました。

(お店に着いて手の空いているスタッフではなくK氏を呼び出した時)
ワシ「受付もせずにわざわざ指名するなんて、面倒な客だよね」
K氏「いえいえ、ご用があればいつでもなんでも呼び出してくださいね」

(テキパキと電源ケーブルをチェックしてくれている時)
ワシ「ばっちいケーブルですみませんねえ」
K氏「何をおっしゃいます。これをキレイに使ってるヒトなんていませんよ」

なんてことない一言なんだけれど、
仕事道具が壊れて憔悴する気分はすっかり晴れて、
お会いするのが楽しみでさえある。

おまけに、レジにいた女性スタッフと
私の所有する旧いiPodについて軽く会話をしたら、
「長く大事にされているんですね。ありがとうございます!!!」
自然にサラッと言えるこのヒトたちは素晴らしい。
ワシ、ずっとApple派でいきます。


2日。建設コンサル企業の執行役員Oさんとの初メシ。
50歳とは思えないほどの若い風貌でビックリでした。
昭和フォーク・ロックのニオイがする人柄のいいオジサンぶりに
この方とまた呑みたくなった。


3日。懇意の会社P社に弊社の新サービスをご案内。
即決していただこうと意気込んでいたけれど、
N社長からP社の現状を聞くうちに「今は必要ないな」と悟る。
ああ、ワシって商売人じゃないのだなあ。
でもゴリ押し営業は我が社の理念にも反するのですよ、N社長。
儲けることに知恵が足りないので、
それを精一杯楽しんで考えることにします。


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2008年10月 4日 21:24に投稿されたエントリーのページです。

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