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「ルーツはここから」な土曜日でした

中学を出て30年も経っているらしい。
土曜日、同窓会を開催するために主要メンバーが集まるという。
私もその席に呼ばれて足を運ぶことになりました。
電車で片道1時間半。
たぶん同じ年月だから30年ぶりに出身中学の近くの駅に降りたつ。
やっぱりここ(豊田市)は田舎なのだと実感。

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会場の古びた寿司屋に着いてみたら、
います、います。懐かしい顔が。
地元で働いている同級生のシゲオが電話でかつての仲間を呼び出しまくっている。
よくまあみんなの電話番号を知っているもんだと感心します。
電話だけでなく何十人も名前を挙げて
「あいつはどこで何をしてる」「こないだあいつと飲んだ」と詳細に説明しています。
シゲオ、歩く同窓会名簿じゃん。

「オマエが幹事をやったらもうそれですべて完了。以上、解散!」

というわけにもいかず、どんどん酒が進む。
そして呼び出されたオッサンオバサンどもが寿司屋の暖簾をくぐって集まってくる。
どいつもこいつも威張りくさってたヤツばかりなので
顔を見ればすぐに思い出します。
もう孫ができてオバアチャンになったというヤツには驚きです。


自動車メーカーのお膝元だけに
地元を出なくても就職口がたくさんあって、遠くにいるやつのほうが珍しい。
そんなべったりとドメスティックな町なのです。


「名古屋から来たのか!名古屋なんか俺もう何年もいってないなあ」
と同じことを繰り返し言われてしまうと、
なんだかすごく遠くから来たような気がしてしまいます。
こいつらにしてみたら、
東京・大阪なんていったら、もう宇宙ぐらい遠いに違いない。


しかしみんな地道に生きているんですね。
いいねえみんな。年はとってもみんな昔と同じキャラだし。
なんかこう田舎の地元志向の強い町のニオイに反抗してた時期もあったけれど、
違う気持ちになるのはやはり年だから?


三角の目をして話す
経済のややこしいことや経営の難しい話なんかナシ。
「おおオマエ、デザイン広告代理店の社長で雑誌も出したげなね?」
「おお、そのうち歌手にもなるでなあ。お前らはプロゴルファーにでもなれよお」
もう細かい説明なんかどうでもいいのです。


帰り道。
さびしいローカル線の最終待ちの駅には自分以外誰もない。
しかし家の近所の駅周辺に到着すると、
まだとてもにぎやかで、やっぱりワシはこのほうがうれしい。


少し疲れたみたいだけど、ヒトがいるのはありがたいので
ルーツを辿った思い出をサカナに、もう一杯だけ飲んで帰った。

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2009年6月29日 01:26に投稿されたエントリーのページです。

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