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優しさ不足は弱さの証

社内は大忙しの一週間でした。
今週は大きな仕事が決まって、ホントに良かったと思います。
そのプロジェクトのプレゼンに汗を流した役員&社員と
祝杯のつもりで呑んだら、大討論会。
終電を逃した挙げ句にめんどうなことに巻き込まれた社員が翌日、
「全然祝杯じゃねーよ」と、こぼしていたらしい。
すまん。許せ。


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で、考えた。
ワシはどうもマネジメントとか、ヒトを育てることとか、
かなりヘタなんじゃないかと。


一言かけることに
まったく気づかないのはなぜじゃ?


ワシの場合、
誉められて育ってこなかったせいか、
がんばっていることを誉められることはむしろくすぐったくて苦手。
なので、労をねぎらう言葉のかけ方もかなりヘタ。
それがどうもイカンようだ。


たとえば小僧の頃の話。
汗を流してがんばった部活(剣道部)の試合で、
「よく頑張ったね」と言われる時って、ほぼ間違いなく負けた後のセリフです。
そりゃがんばったんだけどさ。
がんばっただけじゃ嬉しくないわけですよね。
弱い自分が丸見えになっちゃう。


自分はまあまあ強いんじゃねーか?
と自惚れてたワシは、
実力以上にハッタリを利かせたいから
「がんばったね」じゃなく「アイツすげーじゃねーか」と、
ビビられるほうが好きなのです。
んでもって、「オレはまだまだこんなもんじゃねーんだぜ」
なんて思い込んでる時がサイコーです。
ホントは弱いの、隠せるから。


そういえば、
体調を崩したヒトを気遣うのもヘタですねえ。
「○○さん、大丈夫?ムリしないでね」
なんて、大袈裟なセリフで心配していることをアピールするのができないのです。
思ってもなかなか声に出して言えないのです。
「オレはムリしてでもこのシゴトのために動くんだぜ」
なんて思ってるからでしょうね。


まあ、ニンゲンができてないっちゅうことか。
弱いクセに強がってばかりの古い頑固オヤジなんですね。


※ところで、添付の写真は
古い宿のベッド脇に作りつけられた目覚まし。
出張時、これのほうがセットしやすいワシは、昭和のオヤジ。

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2010年3月20日 23:14に投稿されたエントリーのページです。

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