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坊主頭にポマードな青春

長い間柄にはユーモアが大事。
ユーモアでからかう能力とからかわれる能力が合わさって
愛情ちゅうもんが消えずに大きくなっていく。
----こんな名言をワシに残したのは、
過去の偉人じゃなく、立派な経営者でもなく
中学時代の親友、シゲオでした。

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冒頭の話は、
今週会ったとき、他の同級生と
語っているのを横で聞いていたときのセリフです。
エエこと言うなあシゲオ。


思えば、中学の頃から
シゲオの影響を受けて育ってきました。
「バルカンのヘアリキッドを使うと髪型が整う」
と、田舎のワシらの中ではファッションリーダーでした。
それが妙にオシャレに感じて
ワシも中学時代に初めて買った男性用化粧品は
タクティクスだったかアウスレーゼだったか忘れたけれど、
とにかくヘアリキッドでした。


しかしおかしいな。
ワシらの中学時代はみんな坊主頭でしたから
どうやって髪型に違いがでていたのか。
それが思い出せません。


体育祭の踊りの振付を考えて
率先してクラス中に練習指導してたよなあ。
たしかグリースのテーマ曲だったなあ。
文化祭のために一緒にバンドを組んだよなあ。
中学生で覚えたEaglesとKISSは
青春のメロディだよなあ。


「俺たちきっとモテてるはずだから…って
意味もなく下級生の校舎の廊下を往復しようぜ!」
ってワシを誘ってくれたよなあ。
めっちゃ気取ってその校舎の廊下を歩いたんだよなあ。
ホントに意味のない行動だよなあ。


シゲオと過ごしたティーンエイジは
アメリカングラフティーみたいで中途半端な不良の世界です。
とにかく毎日が楽しくて仕方なかったのです。


あのときの気分で
毎日シゴトできるといいなあ。

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2010年9月20日 01:35に投稿されたエントリーのページです。

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