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スポーツ観戦に一緒に行きたいヒトって誰?

子どもの頃、スポーツを興奮して観てました。
猪木VSハンセンはやっぱりあのウエスタンラリアットだ…とか
85年に優勝した阪神のオーダーと応援歌は覚えてる…とか
フグのかかと落としはやっぱ敵に見えんのか?…とか
バンデベルドの全英オープンの悲劇…とか


でも今、スポーツ観戦とは、
ほとんど縁がなくなってしまいました。
格闘技の結果を新聞で知ることもあるでしょうか。
今でも阪神ファンで、結果だけは翌日の新聞で知るのですが、
今年のバッティングオーダーなんて全然言えません。
サッカーに至っては興味がありません。


そんなワシが飽きもせず
子どもの頃からずぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと
ファンを続けているのがF1です。


周りにいた同世代たちの多くは、
中嶋悟の参戦によってTV放映が始まるとともにファンになり、
アイルトン・セナの他界とともに離れていったヒトがほとんどだけれど、
ワシはいまだに開催シーズンは深夜のTV中継に
釘付けになっているのです。


そしてバカ高いにもかかわらず、
日本GP(鈴鹿サーキット)のチケットを何回買って
渋滞の渦の中に足を運んだことでしょう。


そんなワシに
先日ビッグチャンスが舞い込んできました。
鈴鹿のチケットが無料だというのです。
しかも人気の1〜2コーナー付近の席じゃありませんか。
ワシにとってはスゴイ話です。


なのに気分が前のめりにならない。
それはH社長ととともに行かなければならなかったからです。


う〜ん・・・なぜだ?


呑みに行くのはしょっちゅうだし、
全然ワシはヤツのことを嫌いではない‥‥というかむしろ仲良しだ。
しかもF1観戦チケットがタダでゲットできるのです。
タダなんですよ。
それなのに、なぜワシはH社長とF1観戦をするのに
気持ちが前に向かないのだ?


ヤツが全くF1に興味がないのを知っているからか?
するとコイツとワシは、休日に仕事以外の話題がないってことか?
シラフで時間を過ごせないってことか?
オジサンだからか?


その謎を残したまま決勝レース当日。
2コーナー付近の指定席に到着。


急遽、1席分アキが出たというので
我が長男坊主を連れて行くことになりました。
せっかくついて来たんだし…と思って
「フェラーリのキャップでも買ったろうか?」と口走ったのが災いしました。
なんと帽子に5000〜6000円のプライスタグ。
他のチームのモノよりグンと高い。
さすがフェラーリグッズ。
強気の価格で勝負できるブランド力を持っている。
…なんて感心している場合ではない。
思わぬ高額出費です。


そしてレースはスタート。
その瞬間、前日までの謎とか、出費とか、そんなのが
あっと言う間にどーでもよくなっていました。


よぉぉぉぉっしゃぁカムイ行けえぇぇぇえ〜ッ!!!!


好きなスポーツ観戦は
誰と行こうが関係ないのですね。


朝まで歌って踊るのもサイコーだけど
こういう発散方法、大事です。


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2010年10月11日 19:21に投稿されたエントリーのページです。

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