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昭和ヤクザ映画の中のリーダー像

ふとしたことで学ぶ瞬間があります。
見えなかった本質の話とか、浅はかでケチな性分だったり、
忘れていた大事なモノとか、かつて見た夢とか…。
教えてくるのは、偶然見た映画であったり
何気ない友人との会話だったり。


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今回は映画にどっぷり学びました。
戦後昭和のヤクザの闘争を事実に基づいてつくられた
侠(おとこ)の世界「仁義なき戦い」シリーズ。
全5篇のうち2本を続けてレンタルです。


ずいぶん前に見て以来、
ワシが見るのは二回目ですが、
この話、リーダーシップの大切さがメッチャ見えます。
仁義なき裏切り、闘争、暴力、保身、
駆け引き、醜い力の争いの中で、
菅原文太が見事に演じている広能昌三だけは
仁義をしっかり守っている。


シビれるじゃないですか。
ときどき訛りやヤクザ界のスラングが激しすぎて
セリフの意味がわかんないのですが、
広能昌三がカッコいい。


見終わったあと、
なんとなくコンビニに行く時も、
眉間にシワを入れて
「オンドリャぁ!ワシャ不器用なオトコじゃけえのお」
という表情になっているワシです。


ミエもない、自己保身もない、
カネにも頓着しない、身内で功績を誇示しない。
隣の芝生がどれだけ青くても目移りしない。
だから信頼も厚くて、みんなが頼る。
これ、とても大事。

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2010年11月28日 22:08に投稿されたエントリーのページです。

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