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五十にしてパンクに生きる覚悟

そのまま今を突っ走った。
といえばキザな感じなんだけれど、
要するに男として生き方のビジョンがなかったなあ。
自らの50歳なんて想像できなかったよ。
でも、鏡の前に映っているのは
紛れも無く五十のワシ。

pistols.jpg

年とともに落ち着いていくのが
円熟した大人の魅力のなんだろうかねえ。
ワシは徹底的に抗いたいな。


よ〜〜〜し!ワシは、
ジョニー・ロットンのようなジジイにを目指すのだ。
と思って、何年かぶりに
古いピストルズの書を引っ張りだしたら
いいこと言ってるよ。ロットン論語集。
かっこ良すぎじゃん。


しかも週末に学んだ
松下幸之助翁の教えとかぶって見える。
いや、マジで。


「ナイスなんて最大の屈辱。脅威も価値も何もない」
「怒りを向けるのは人に対してじゃなく腐ったシステムに、だ」
「怒りは常に最高のエネルギー。憎悪は自己破壊的な愚行」
「みんなで流行りのファッションってマヌケ」
「組織のペテンを黙認しちゃいけない」
「究極の絶対的ポジティヴ思考なんて完璧なワガママ」
「うまくやってる奴を見て、俺に出来ない理由を見つけるのが学び」
「物事は自分で起こす。運命や宿命なんてありゃしない」
「ヒーローをコピーすることはダサい」
「人生が著しく悪い方向へ向かっている時は、そいつを楽しめ」
「貧乏がもたらす絶大な原動力。絶対に甘く見るな」
「誰にも頼らず己でやれ。そして、誰をも失望させるな。それが成功という」
「ルールを知って、それを無視する方法を知れ」
「ルールを破る方法!なんてマニュアルが出たら、それはもうルール」
「自己憐憫だとか絶望なんて感情は、余裕ある奴のもの」
「怖いのは、自分自身。自分自身を失望させることが一番怖い」
「賢くなればなるほど、答えなんかないんだという事がよくわかる」
「意味のないアホな言葉。それは『仮定』という」
「お前らがどれだけ愛してるか知らねぇが、神なんて逆から綴ればただの犬」
「思いっきり嫌われようが好かれようが関係ない。
俺にはその神経が備わっている。正直だってこと。そしてこれは勇気。
いくら嫌われたって勇敢に一歩も引かない。絶対に逃げない」
「俺がやってきた仕事は金儲けに関する意見より遥かにレベルが高い」
「秘密をつくるのなら、うんといい秘密にしろ。そして楽しめ。
見破られる事があれば、それも又楽しめ。秘密は嘘とは違う」
「自分のやることにいちいち言い訳しなければならない生き方はクソだ」
「覚えとけ。メディアは常に敵だ」
「変革は、安全じゃないけど、
怖れってのは何なんだ?間違うことか?
無駄なことをして他人に笑われることか?
それは全然悪いことじゃない。
構造の中にはまり込んで
身動きを取れなくなる方が俺たちにとっては
遥かに大きな害になるんだ」


カッケ〜〜〜〜〜!


シドはただのバカラリ野郎だけど、
このヒトのスタイルにはやっぱ哲学があるわ。
人生、五十にして
パンク・ジョニー・ロットン教だな。

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2014年11月 9日 00:42に投稿されたエントリーのページです。

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