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メンテナンスはオトコのロマン!

モノにこだわると、
それを所有していることに深い愛着が湧き、
メンテナンスさえも楽しくなってくる。
オタク的な知識を得て喜ぶのは
オトコの習性だ。
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初めて買った野球グローブは、
新品のまま試合に使用するのではなく、
専用オイルを塗り軟化させ、
古新聞を重石にして手に馴染むカタチを整えた。
大した知恵もない小学生のワシは
その作業に失敗してヘンなクセのついたグローブを
泣く泣く使ってた。


剣道部の時には、
ガラス片で竹刀の竹を滑らかに研ぎ直していたし、
レコードにはクリーナースプレーと
専用の埃取りがあったし、
ギターを買えばオクターブ調整なんかも自分でやったし、
デートの前の洗車は心躍る作業だったし、
パーツも自分で交換したもんだ。


とにかく、だ。
所有物のメンテナンスは自分でやった。
かなりヒマだったといえば間違いないんだけれど、
それがオトコのオタク心をくすぐる時間だった。


ところが近頃のワシは、
クルマなんか10年以上自分で洗車したことないし、
持っているモノが壊れても、
イマドキほとんどの場合は新品交換だし、
腕時計は止まらない狂わないのが一番だと思うし…。


もうね。
なんでも消耗品でしかない。


‥‥そんな昨今、
どうしても気になったのが、靴。


今日までのワシは、
簡易な液体クリーナーを塗り塗りしているだけで
傷が目立てば新しいモノと交換してた。


1年ほど前からローテ入りしている
マルーンカラーの靴に液体のソレを塗ると、
乾燥してから汚れのようなシワが生じるようになってきた。
それをごまかすために重ね塗りをすると、
ますます醜く目立つ。


コイツももう寿命かな。
と、休日の今日靴屋に出向いたのに‥‥。


なぜか買ってしまったのは靴磨きセット。


汚れ落としとクリームと仕上げワックスと豚毛ブラシ。
寒空の庭デッキで靴のメンテナンス開始。
タフに扱った汚れを落とし、
ヒビを鞣し、光沢が出るまでに磨き上げると
なんだかとても気持ちい。


初めての経験、ハマる。

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2015年2月 1日 00:15に投稿されたエントリーのページです。

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