思いがけず、
主夫を兼ねた新生活がスタートした。
平日の18時に自宅から徒歩３分のスーパーで食材の買物。
次男とメシを食い、食器を洗い、セガレは宿題を、
ワシは残している仕事を…。
19時前に家でセガレと食事をしている。
早朝に家族の洗濯をして出勤する。
これが日常スタイルな人には、
何の変哲もない普通の暮らしなのかもしれないけど、
ワシにとってはかつて経験したことのない
まったく新しい生活だ。
洗濯機の洗剤の適正量がわかんない。
ゴミ袋の在り処がわかんない。
セガレの部活用品をどこにしまうのかわかんない。
子どもたちのスケジュールを把握しないと、
自分のスケジュールが立たない。
この変化にテンテコマイ‥‥。
こうして暮らしてみると、
世の言う『ワークライフバランス』っていったい何？
大昔の人々にとったら、
耕作や狩猟や家造りなんて完全に生活の一部だから、
ワークもライフもクソもないわけ。
区別なく同じもんだった。
でも現代人のワシは、
ワークライフバランス、全然うまくバランスしていない。
ライフが突然優先（というか必須義務）になり、
ワークへの支障は多大だ。
逆もまたしかり。
何かを犠牲にしないといけない。
つまり、
ワークライフバランスというのは、
会社が用意した就業時間とか
プライベート重視の休日休暇制度の話じゃなく、
個人の生活事情に合わせた
自分なりの生き方、働き方だ。
すると、
政府の提唱する
ワークライフバランスの定義は、
なんだか全然アタマに入ってこない…。
今のワシには
そんなことを理解する
余裕がないだけかもしれない。
社員に働きやすい環境を
会社が用意するのはとても大事だけれど、
会社の制度なんかに合わせても
それはホントのワークライフバランスではないので、
もっと個人の事情に会社が
合わせていく必要があるんだろうなあ。
というわけで、皆様。
大幅な予定変更を余儀なくされています。
ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございません。
もうしばらく
ご寛大にご対応いただけると幸甚です。
皆様に必ずいい経過報告をしたいと
切に願っております。