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恐怖を煽る闇夜の鼻唄。(@設楽町役場篇)

曇った夜空の景色は
とんでもない暗闇に包まれていた。
自車の照らすヘッドライト以外に光はなく、
何も映らないバックミラーが
より不気味さを演出する。

2017-01-10 18.19.16.jpg

まだ19時前というのに
対向車も後続車もまったく見かけることがなく、
カーラジオの受信も途切れた。
オッサンと言えども少し…、
いや‥‥、かなりビビる。


心細さをかき消そうと
震える声で鼻唄を歌っている自分が
さらに怖さを醸し出す。


これでも国道か‥‥。
道路のど真ん中にクルマを停め、
写真を撮ってみた。
自分以外は何も存在しない山奥で
違法行為だ!と糾弾されることもなかろう。
迷惑するのは鹿とイノシシぐらいか…
と思っていたら、
実際に帰り道には野良鹿に遭遇した。
マジかよ。


思えば。。。。。。


ほんの数年前までは
単身用の住まいを探すほど
多くの夜を東京で過ごしていた風景が浮かぶ。
賑わうエリアで会食をしていると、
テレビで見た有名人が
隣のテーブルで談笑している
なんて場面にもしばしば出くわした。


しかし今、
暗闇の山道で独りハンドルを握り、
野良鹿に出くわしている。


なんか‥‥かなり寂しいぞ。


日中なら峠道ドライブも爽快。
どんなに田舎でも
目的地までたどり着けば、
そこで集う人たちとのコミュニケーションは
ご機嫌テンションだし、
地方活性化の仕事も本当に楽しみだ。


‥‥が!!!!夜の山道は果てしなく凹む。


まばゆく煌めく街で
ギラギラした人工的な光を浴びてーよーーー!!!
繁華街に出て充電しなきゃ。

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2017年1月14日 22:00に投稿されたエントリーのページです。

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