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コンビニ欠勤ペナルティの怪。

ニュースで見たんだけど。
風邪で欠勤したアルバイトがペナルティで
給料を減らされてたんだって?
店主にしてみたら迷惑だったんだろうね。
でもそんなリスク、
経営者は覚悟してなきゃアカン。

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ウチなんか零細企業だけど。
労務管理のことなんか誰のせいにもできない。
それが経営者の定めじゃん。


そりゃワシだって
今まで思うことは数え切れないぐらい
あれもこれもたくさん思い当たるさ。


でも、責任のぶつけどころなんて
どこにもないわけで…。


風邪で休んだスタッフを
減給できちゃうならそうしたい気持ちも
わからんでもない、けど、だ!
それでペナルティなのか?


ドタキャンの客に
キャンセル料を取れる商売ならいいよ。
でもそれと同じじゃない。
デッドボールを食らった選手に減給せんやろ?
シゴトでミスした社員に損害賠償の訴訟をせんやろ?
だからコンビニもおかしいだろ!


その点、
ワシが若い頃(大昔だけれど)に
バイトしてた工場には
とてもいい仕組みがあったのを思い出した。
減点方式じゃなく加点式だった。


アルバイトの時給の他に
一週間きちんと無遅刻無欠勤だったら
インセンティブが少しもらえる。
さらに一ヶ月それができると
さらにインセンティブがもらえる。
つまり、
休まずにきちんと来たら
少しだけ収入に色をつけてもらえる。
それが嬉しかったね。


これ、めちゃくちゃカンタンな
モチベーションアップ。
休まないだけで少しボーナスがつくんだよ。
プラスの志向なんだよな。


休んだから給料を減らすんじゃなく。
休まなかったヒトにはちゃんと報酬がつく。
いい制度だったと思う。


今の時代、
ほんのわずかなことで
プレッシャーを与えてしまえば
なんとかハラスメントって言われちゃうんだから
経営者はリスクヘッジが大事だと思う。
マイナスをつけるんじゃなくて
お駄賃を差し上げる方向。
それがいいと思う。


いつのまにか
給料をもらう若者の立場から
払う方のオッサンになっている自分だけれど
自らの経験が活かせるようにしたい。


誰だって
お駄賃をもらえたら嬉しいじゃん。
と、自分に発見ができる
ニュースだった。


世の中、
許容範囲の少ない不寛容社会だけれど
持ちつ持たれつを大事に
行きていければ幸せだと思う。

※写真はそんなバイトをしてた頃のワシ

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2017年2月 4日 22:18に投稿されたエントリーのページです。

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