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磯の香りの真犯人、そして嬉しい来客

日本語表現は豊富だ。
潮の香りといえば夏の海の空気な感じがするし、
磯の香りといえば港の風景が浮かぶ。
だけど『磯クサい』というと、
不快な腐敗臭を感じる。

2017-06-02 13.31.27.jpg

で、先日乗った地下鉄は、
なぜかまさしく磯クサい臭気が漂っていた。
決して香りではなく異臭だ。


そしてそれはどうやら
目の前の席に座っている婆さんから漂っている。
婆さんの膝の上でしわくちゃに膨らんだ
ユニクロの買い物袋から
発せられているのはきっと間違いない。
きっと本人だってクサいはずだ。
なのに、まったく意に介せず
隣のお爺さんと親戚の法事の献花について
ダラダラと語っている。


結構ヤバいクサさで
周りのサラリーマンも顔を歪めている。
しかし車内はまあまあ混雑して
カンタンに移動できない。


こんな言い方はナンだけど、
その婆さんの話し方も、
手入れを怠っている無造作髪も、
色のパサついたヤレ気味の綿シャツも、
白い靴下&クロックスも、
何度も再利用しているらしきユニクロ袋も、
すべてが相まって
婆さんそのものが不潔に見えた。


ワシは無表情にスマホを眺めているけれど、
この不快な場所から
一秒でも早く立ち去りたい。


ラッキーなことに
婆さんは次の駅で席を立ち扉に向かった。
ホッとしたのもつかの間、
ワシのピカピカに磨いた靴のつま先を
軽く踏んづけながら急ぎ足だ。


あああ、なんてことを!!
ワシは傷ついた靴を確認して、
立ち去る婆さんの後ろ姿をチロリと睨んだ。
するとなぜか婆さんも振り返って
すごい形相でワシを睨み返してくる。
異臭ババア怖っ‥‥。


…と思いながら、
地下鉄の扉は閉まり列車は走り出した。
が‥‥。車内のクサさはまったく収まっていない。
異臭の元はあの婆さんじゃなかったのか…。
見渡しても原因らしきモノが
突き止められない。


てことは‥‥、もしや。。。。
あの婆さんは、
ワシをニオイの犯人だと思っていたのか!!!!
事件は迷宮入りのまま
伏見駅で降りて異臭から開放された。
ランチタイムのオフィス街に
定食屋の潮の香りが溶けていた。


と思ってたら、
金曜日に嬉しい突然客。


出会った頃はまだ名古屋大学に通う鼻タレ小娘でした。
故郷の佐賀県武雄市役所にUターン就職して
「久しぶりに名古屋に来たから」と、
わざわざ会いに来てくれるんだから、
そりゃもうオジサンは嬉しくて仕方ない。


かといって、
あまりだらしなくニヤけ顔をしても、
それはそれで見苦しい。


かといって、
写真はもう少し楽しそうな表情にすればよかった。


かといって、
何枚も撮ってはしゃぐのも見苦しい。


かといって、
カンタンに再撮影できるほど身近じゃない。
娘はだんだん成長していくけれど、
オジサンは逡巡しまくって
でも嬉しい今週でした。


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2017年6月 3日 21:39に投稿されたエントリーのページです。

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