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青臭い24歳のワシが教えてくれたこと

かつて勤務した会社の
全国版クリエイター社内報が出てきた。
24歳のワシの文章はとても青臭く、
「私はデキる制作マン」と鼻を膨らましつつ
虚勢を張っている姿がイタい。

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3年めナッツが
仕事上の参考資料を探していて
その古い社内報を取り出したんだけれど、
「入社1年半で自分をデキるって言っちゃうんですね!」
と指摘され、完全にシドロモドロ。
シャレで流すことさえできない恥ずかしさ。
昔のダサい写真を発見されたような
何とも言えない気持ち。


しかし、このことは、
自分でもちょっと驚いた。
24歳の頃なんてのはまだまだ三下小僧。
ピヨピヨさえずっている時代かと思ったのに、
全国800名の制作スタッフに向けて
自慢気に語ってるって、
恥知らず、世間知らず、怖いもの知らず
常識知らず、のアホだからこそできたんだと思うわ。
今なら絶対よぉ言わんもんなあ。


シゴトスキルも未熟で、
業界知識もほとんどない24歳のバカ小僧の
空威張りをめっちゃ叱ったりたい。


こういう無謀な背伸びや
はちきれそうな威勢というのは若者かもしれん。
が、ジジイになってしまって
忘れちまってもいいもんだろうか。


中身がないのに
虚勢だけ張っているバカ小僧には
決してなりたくないけれど、
ヒリヒリするような、
噛みつかれそうな勢いで
何かに向かっているのも大事じゃね?


あの当時の
超絶ブラックな労働環境を
もう一度味わいたいとは思わない。
だけど『コイツはタダモノじゃなくヤバイぞ』という
空気を作るのをやめちゃダメだ。


オレたちは強いんだ。
っていう自負を以って歩いていこう。
そういうスタイルを作ることも
ワシらのクオリティのひとつじゃなかろうか。

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2017年12月 9日 20:19に投稿されたエントリーのページです。

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