なんだか近ごろ、
再開発の進む名駅ばかりが賑わっている。
何十年も通い続けてきた伏見・栄が
衰退しているように見えるのは
たぶん気のせいじゃない。
栄の街並みは間違いなく老朽化しているし、
アジア系外国人が目立つ。
４Mと冠した老舗デパート群も
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老舗百貨店の威風堂々たる存在感がない
…どころか、
丸栄はその歴史を終えてしまう。
伏見に新築する高層建物は、
オフィスビルではなくマンションばかり。
ビジネスの猛者たちが群雄割拠する伏見エリアも、
もはやオフィス街の雰囲気一色ではない。
サラリーマンに混じって、
科学館に訪れる親子の姿が目立つようになり、
ランチタイムの景色は様変わり。
名古屋のビジネスの集積地としての
にぎわいを取り戻そう！
そして我が伏見には
生まれ変わった御園座があるじゃないか。
これに期待しないわけがない。
たとえば
再開発でイッキにゴージャスになった
東京・京橋エリアのように
オシャレな雰囲気を醸し出すのだ。
１Fの飲食店が新たな呼び水になるのだ。
伏見・新スポットとして
大いに話題になっていってほしい。
そして待望の１Ｆ飲食店、
御園小町にヒルメシを食いに行った。。。ら、
なんじゃこりゃ〜〜？？？？
あかんわコレ‥‥。
ガラガラドッシャーン！
ワシのアタマの中で描いていた
期待の崩れ落ちる音がハッキリと響き渡った。
そしてしょんぼり。
なんちゅーか、
名もない小さなサービスエリアか
ショボい道の駅の風情だわ。
AEONのフードコートにも追いつかん。
案内表示が完全に不足気味で
顧客導線が悪くメニューも選びにくい。
スタッフの接客対応も
もう少し言葉遣いに気をつければ
ホスピタリティを感じるのに残念で気持ちよくない。
わざと不快にさせる言い方してんのか？
という接客マニュアルだ。
出てきたメシも標準的だ。
コレが新名物になるのかギモンだ。
併設されたお土産ショップも、
高層階マンションの住民を意識してか
調味料や日配系の食品まで陳列されていて
コンセプトがブレブレだ。
こうなったら、
隣の鰻屋に期待するしかないな。
と思ったけれど、
御園座の歌舞伎役者向けか、
桟敷席の常連旦那衆が通える品質なんだな。
上うな丼が4320円超え。
平民のワシには手が届かない。
軽く１週間分以上の昼飯代が飛んでいく。
敷居が高すぎる。残念。
ああ、思えばワシがアホだった。
エドグランとか
東京スクエアガーデンのような雰囲気で
賑わう街になっていくことなど
期待していたワシが悪い…。
なんだよ！こんなの！！
バカバカバカ！御園座のバカーーー！
だけどまあ仕方ない。
これぞ名古屋らしさなのかもしれん。
ワシはそんな伏見を愛している。