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どうなる裁量労働制の未来

国会でえらい紛糾した
裁量労働制のニュースに注目していた。
我が社でも専門業務型裁量労働制を導入してるし、
今後日本の働き方改革の行方も
きっと大きく左右する。

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いやしかし。
なんでもかんでも働き改革に乗っかって
いろんなことを騒ぎ過ぎだと思う。


そりゃ今の世の中、
長時間労働を礼賛していたら
極悪人認定されるのは間違いナシだし、
声高にワークライフバランスを訴えるヒトは
正義の味方になっている。
時代の趨勢だし、それはワシも認める。


たしかに労働人口減少時代、
ワークライフバランスはとっても大事だと思う。
扶養枠キャップの問題や定年制度も
改革しなきゃいかんと思う。
働く機会を増やすためには時短社員も
大いに結構、大歓迎。
働き方はどんどん改革していくべきだと思う。


だけど、だ。
『生産性を上げる』という
マジックワードひと言だけで
何でも解決しようとしすぎじゃねえのか!!!!


日本のマーケットがシュリンクし、
労働人口が減っていく。
労働者が少ないのに
労働時間はどんどん減らしていって
最低賃金もどんどんアップして
『生産性を上げろ』って・・・・・。
どうすんだよ!!
『付加価値に知恵を絞れ』って・・・・・。
もう絞ってるよ。
早い話が値上げしかないでしょう。


「そんな発想しかないからダメだ」
と言われそうだけれど、
ちゃんと自分たちの事業がどう発展していくのか。
様子を見ながら知恵を絞る努力なら
ずーーーーっとしている。


短い時間で家庭重視で
ストレスフリーで賃金倍増って言ってたら、
ニンゲンは努力しなくなっちゃうよ。
サービス精神も希薄になるよ。


そりゃワシだって
本当は自堕落に怠けていたいんだよ〜。

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2018年3月 3日 19:50に投稿されたエントリーのページです。

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