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2018.04.14

他人のツメキリを共有できるか問題における人間関係

社内で話題になった。ワシの使ったツメキリを使うのはイヤだ!と。他人の爪垢が付着しているかもしれないから不潔だというのだ。他人の使ったツメキリを不潔だなんてまったく感じたことのなかったワシには衝撃的だった。つまり『オッサンは汚い!』という明確な拒否だ。気になっていろんな人に問い質してみると、おおむね半数以上の若者が『アンタの使ったあとのツメキリを使うのは大いに躊躇う』というじゃないか。マジか!
50歳を超えたオヤジというのは、なんかこう日々どんどん汚物扱いを受けるようになってるんじゃね?という予感は、残念ながら正しい。

いや。。。。。落ち込むわ。

これまで社内では、ワシのかじりかけのお菓子でも、呑みかけのワインでも、老若男女を問わず誰と共有しても平気だと思っていた。実際、何も気にしない女子社員だっている。
だから、そんなツメキリぐらいの話でこれほど明確な拒否反応が来るとは想定外だ。

しかしこれは、職場環境としては大いに問題アリなんではないか?女性の立場やLGBTに配慮する職場はあっても、汚物扱いを受けているオジサンを養護する声は、この社会では一切聞いたことがない。
今どきのオジサンの社会的扱いというのは『バブル世代の価値観でモノを言うから使えない』『今でも熱血ど根性の長時間労働に美徳を感じているようなフシがある』『働き方改革を阻害する老害』『自然体でパワハラセクハラ体質がにじみ出る』…と、褒めてもらえる材料が一切なくなってきている生き物だ。なんなら社会的弱者だ。
マスコミの刷り込みもあるかもしれんが、世の中は一様にジジイには冷たい。それに拍車をかけるように『汚い』というレッテルを貼り、それを組織全体で共有しているというのは、イジメじゃないのか?

よ〜し!こうなったら『全日本オッサンという生き物を不潔扱いしない世の中を作る連盟』を立ち上げようじゃないか。
たかがツメキリ。されどツメキリ。
自分の置かれている立場を見直すとてもいい機会になった。
ツメキリハラスメント対策しなきゃだな。

伊藤秀一『いい会社はどこにある? いい人材はどこにいる?』

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