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2018.04.25

自分らしく働ける価値観の見つけ方

自分が信じている価値観なんてホントに狭い世界だ。

つい先日、そのことを思いしらされた。
元同僚の女性が満面の笑みで何気なく言った。
「私は、会社の歯車って働き方が大好き!」と。
なるほど、そういうヒトもいるんだよなあ。

働く価値観を自分の価値観でアレコレと語ってしまいがちだ。
だけどそんなことをエラそうに他人に説くもんじゃない!
成長とか収入とか環境とか待遇なんて、
人それぞれの捉え方で変わる。大きく変わる。

歯車大好きなその女性は、
バリバリとキャリア論を語るわけでもないし、
自らの功績を周囲にアピールすることもしない。
自己成長とか持論を他人にお説教することもしない。
ただし、仕事への責任感は非常に強い。
そういうヒトが「歯車大好き」と主張することは、
まったく理にかなっているのではないか。
いや、悔しいけれどカッコよく見えてしまう。
背伸びして、スノッブな雰囲気を出して、
成長についての自説を語っているよりもよほどいい。

職場の空気は問わなくていい。
目標設定は周囲と違っても構わない。

ワシが二十代の頃に勤務した会社は、
それとは逆の環境でグイグイ前に進んでいく組織だった。
いつも活気に満ちて、短期目標を掲げ、
少しでも後ろ振り返るのではなく前進あるのみ。
それこそ正義の職業観だと思っていた。
歯車サイコー!なんてあり得ない価値観だった。

でも年齢を重ねていくと、
自分の心地良い働き方というのが、
自分でくっきりみえてくるようになって、
その理想郷に自分を近づけていく能力が育つ。

向いている職種や業界を探しているうちは
まだまだ青いわけだ。
自分の価値観に照らし合わせた上で
心地いい環境こそがいい仕事なんじゃなかろうか?
‥‥と、ワシの価値観の考え方を
他人に押し付けるという堂々巡りなワシ。

みんな、好きなところで心地よく。
では。

伊藤秀一『いい会社はどこにある? いい人材はどこにいる?』

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