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2018.04.26

【就活中ing】ラジオインタビュー|東郷製作所様(愛知ブランド企業特集)

こんにちは。

ジオコス広報のうめこです。

 

毎週水曜日21時から放送してるラジオ番組「就活中ing」では

愛知ブランド企業様をお招きし、

技術について、社風について、企業の魅力について

とことんお話いただくコーナーをスタートさせました。

 

題して…


ホントは凄いのに

ニッチすぎて伝わらない

愛知ブランド企業のヒミツ


 

第六弾ゲストは、東郷製作所さま。

ご出演いただいた番組内容をダイジェストでお伝えします。

 

【企業プロフィール】 ============

社  名:株式会社東郷製作所様

従業員数:約800名

コーポレートサイト:http://www.togoh.co.jp/

愛知ブランド企業WEBサイト:http://www.aichi-brand.jp/corporate/type/transportation/togo-seisakusyo.html

===========================

 


ホースを留める部品も、実はばね。

さまざまな大きさや形状で、私たちの日常の支えている。


 

伊藤:学生のぶっきー!ばねってどこに使われているイメージ?

伊富貴:ハイブリッドシステムやらトランスミッションやら……

伊藤:何々?スマホでカンニングしてるな?(笑)

伊富貴:違いますよー!事前にリサーチしてみたんです。

伊藤:きっといろいろなものにばねは入っているんだな。そして、ばねそのものにスゲー技術が必要なんだよね。

神野:でも、何か棒のようなものに、金属の棒を巻きつけたらできるから、ちょっとの設備があればできちゃいそうなイメージですね。

伊藤:「何を言ってだ!なつこ!」って言う説明を今から平野さんがしてくれるよ。

平野:誰でもどこでも作れてしまいそうな形なんですけれど、熱処理って言って、硬くする工程を通ると、変形とかが生じてしまうので、それを最初から考慮して巻いておかないといけないんです。そこにはばねの技術が詰まっているんです。

伊藤:なるほどね。ばねって耐久性がすごく大事じゃないですか。クニョクニョやっているうちに、伸び縮みしなくなってしまったり、ポキって折れてしまうかもしれない。それでは困るようなところばかりで必要とされている気がするんです。車のエンジン、ブレーキ、アクセルとか。アクセル踏んだら必ず自然に戻って来るのも全部ばねじゃないですか?

神野:ああっ!確かに。

平野:例えば押すばね、引っ張るばね、そしてねじりばねがあるんです。

伊藤:ねじりばねって言うのは?

平野:ばねの両端にストレートの部分があって、その両端を引っ掛けて、力を加えて90度曲げるとまた90度戻るようなばねのことです。

伊藤:なるほど。ばねと一言で言ってもいろいろなものがあるってことですね。あとこんなものも持ってきてもらいました!このホースを繋ぐ器具、何て言うんでしたっけ?

福岡:ホースクランプですね。

伊藤:庭の水撒き用に、水道の蛇口にホースを挿すときに、ホースが抜けないようにギュッと挟む留め具、わかる?ガスコンロとかにも付いているアレですが…。言葉で伝えるとしたら「ホース留めとくやつ」?

神野:それの正式名称が「ホースクランプ」って言うんですね。

伊藤:東郷製作所さんは、ホースクランプの生みの親だそうです。

神野都梅学生:へーー!

近藤:そうですね。自動車向けのホースクランプ(1973年開発)をTOYOTAさんに世界で初めて供給したのが弊社で、当時はヨーロッパ車にはまったく付いていなかったそうです。ヨーロッパ車に付き始めたのが1980年代になってからですかね。日本では10年以上早く搭載されていたと言うことになります。

神野:それまでになかった部品を、形状も含めて作った?

伊藤:こうゆうものって、普通に使っていたら何気なく使っているじゃん。すごいよね。

▲ホースクランプをラジオで必死に伝えようとする伊藤

 


よりコンパクトに。より軽量に。より高強度に。

ばねは進化を求められている。


 

伊藤:みなさんの社是ってなんでしたっけ?

福岡:せーの…

東郷製作所:“「昨日よりもよい品で」社会に奉仕する”

伊藤:だそうです。

都梅:息ぴったりですね!

伊藤:昨日よりもよい品を作ろうって、「ばね」で昨日より良い品ってもうできないんじゃないですか?「これ最高じゃん!」って思ったらもう良いじゃん。また明日良くなるんですか?

福岡:良くなります!

伊藤:みなさんは、どういったことを工夫されているんでしょうか?

近藤:自動車だと、最近は環境対応だったり、そういったところでどんどん、どんどん、部品は軽くなっていかなくてはいけなくて。最新のものでは、この板の幅が半分くらいで同じ締め付け力を出るような性能を実現しています。そうすると、材料も少なくて済むし、重量も軽くできるし。

神野:より少ない材料で同じ?

近藤:そう。同じ機能だったり、考え出したらきりがないと思います。

伊藤:なるほどね。だからまだ進化していくわけですね。もっと強力にとか、耐久性も上げたりだとか。「無理だよ」と思うことはないですか?田中さんに聞いてみよう。田中さんは入社2年目だと言うことですが、「こんなことやるの!?」って思ったことはありますか?

田中:それはないですね。僕の部署は、ばねとは違ってハイブリッドとか電気自動車の部品を作っているんですが、現行の自動車で使われているものでも、次のモデルに利用するときは、能力はそのままに小型化します。今は頑張って開発できていますね。

伊藤:ばねってなくならないもんね。考えてみても。

福岡:なくならないですね。

伊藤:絶対に必要なものだよね。世の中にばねがなくなったら困るもんね。

福岡:機械は絶対にばねを使っていますよね。

伊藤:他にも、例えば住宅なんかも、マンションなどにはばねが入っていますよね?御社の製品じゃないかもしれませんが、大きなサスペンションが使われているはず。世の中のありとあらゆるばねがなくなると、絶対に困りますよね。

 

 


ばねの会社が、赤ちゃんロボットをつくった?!

社長がよく口にするのは

「チャレンジして、とにかく行動して、前を向いていこう」


??:おぎゃー、おぎゃ〜…

伊藤:え?なんか聞きなれない声。

都梅:え?スタジオに赤ちゃん?なっちゃんがなんか抱っこしてるけどそれは何?! 

福岡:これは、介護福祉用品です。弊社で作っている赤ちゃんロボット「スマイビ」って言う製品です。

伊藤:これはばねじゃないですよね?スマイビちゃんは。これは何?どういったきっかけ、これを御社で作ったのですか?

近藤:元々、中京大学の加納先生の赤ちゃん型のアンドロイドの「ベビロイド」と言う研究で、もっと精巧に動く赤ちゃんだったんです。そのベビロイドの腕の部分に補強が欲しいということで、そこにばねを利用できないかとご相談をいただいたんです。共同研究のような形でプロジェクトがスタートして、進めているうちに弊社として欲が出てきまして、開発を継続して製品化の了承を得て、商品化にこぎつけたロボットです。

福岡:乱暴にすると泣くし、上手くあやしてあげると、喜んで、ほっぺが赤くなるんです。

伊藤:これを、新たな商品として「よし、これやるぞ!」って言う部署があるわけですね。すごい!

近藤:ちなみに、湯浅は現場実習中に組み立てをやっていました。

湯浅:はい。そうなんです。やっていましたよ。

伊藤:製造も自社製造でやっているんですね。すごい!介護用品としてはめちゃヒットですよね?実物見たらもっと売れそうな気がする。

都梅:なんか、抱くと程良い重さで。どんどん可愛く思えてくるんですよね。

伊藤でも、ばねのメーカーがこれを作ると思わないもんね。

神野:思わないですよねー。ここに踏み出すの?って思います。さらにすごいなと思うのが、130年史があるくらいの長い歴史のある会社が、今、こんなチャレンジしてくるんだ!って言う驚きがありますね。

伊藤:確かにね。「こういったこともやれる風土があるぞ」ってことを示すにはとっても良い製品ですよね。だって、ばねの話がどこかにいってしまうくらいインパクトがある話じゃないですか。シェア的にはまだ僅かですよね?

福岡:まだ200体前後ですね。

近藤:やっぱり、自動車の事業が売り上げの99%以上なので、残り1%のうちの僅かな僅かなところの売り上げの商品ですね。

伊藤:でも、「やってみようか!」ってことは、言えたりやれたりするってことですよね。これは、どうゆう方が、声とか口の動きをこうしようかとか考えているんですか?面白がってやっている方がいるんですよね。「昨日よりもよい品を」は、こんな「赤ちゃんの人形作っても良いじゃない!」って言うこともありなんですよね。そういうところが社風になっていたりすることはありますか?

近藤:今でも社長からはよく、「とにかく何もしないでいるよりも、チャレンジして、とにかく行動して、前を向いていこう」と声をかけてもらいますね。まあ、それのひとつですよね。これ以外にもいろいろな開発は手がけています。自動車以外のところで開発しているような人たちが、会社の中では本当に少数ですがいますね。

伊藤:本当は99%ばねの会社がこんなものまで作っていると。素晴らしいと言うか、スゲーって言うか。

▲ラジオ中、ずっとスマイビを抱っこしていた社員のみなさん

 

 


社員から伝わる愛社精神が

入社動機になっている


伊藤:田中くんがこの会社を選んだ理由は、親戚の人が東郷製作所で働いていて、その話を聞いてこの会社が良いかもって思ったんだって?

田中:そうですね。就活をしているときに話を聞いたんですけど、東郷製作所では設計とか開発に関わることもできると聞いて、そこに惹かれましたね。

伊藤:良いね!親戚の人に仕事の話を聞くと、普通は仕事の愚痴じゃん?それが決め手になるって珍しいなって思います。

神野:リアルに愛社心があるってことですよね。

伊藤:そうゆうことだよね。湯浅さんは決めた理由はなんですか?

湯浅:私はズバリ、社員の人たちの人柄に惹かれましたね。人事の人もそうですが、先輩社員の人たちとの交流会も、実際に雰囲気が良かったです。

伊藤:本当にまっすぐで実直で、会社のことが好きになってくれればって言う、その通りの人が来たってことですね。ヒラノさんの決め手は何?

平野:私も湯浅さんと同じで、会社説明会に参加したときに、社員さんがすごい楽しそうに話してくれたんです。人事部とか技術部とか関係なく、みんな仲良いなって感じたので、「ここにしよう!」って決めましたね。本当に人柄ですね。

伊藤:そういう人たちを集めるための良い人たちが集まって、さらにまた良い人たちが集まって、どんどん輪ができるってことだよね。それで、大好きになっていく。「昨日よりよい人たちを」になっていくことは大事だなって思います。と言うわけで、あっと言う間の1時間でしたが、今日は「ばねの東郷」と言うことで、ばね好きになったかな?

神野:そうですね。本当に奥深いです。

伊藤:そして東郷製作所のことがわかって良かったと思います。たまたま、ばねを作っていた、赤ちゃんロボットも作っていた、良い会社だ。と言うことがわかっていただければ幸いでございます。今日はみなさんありがとうございました。

 

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