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2018.05.16

【就活中ing】ラジオインタビュー|屋根技術研究所様(愛知ブランド企業特集)

こんにちは。

ジオコス広報のうめこです。

 

毎週水曜日21時から放送してるラジオ番組「就活中ing」では

愛知ブランド企業様をお招きし、

技術について、社風について、企業の魅力について

とことんお話いただくコーナーをスタートさせました。

 

題して…


ホントは凄いのに

ニッチすぎて伝わらない

愛知ブランド企業のヒミツ


 

第四弾ゲストは、屋根技術研究所さま。

今日はご出演いただいた番組内容をダイジェストでお伝えします。

 

【企業プロフィール】 ============

社  名:株式会社屋根技術研究所様

従業員数:100〜250名

コーポレートサイト:http://www.yanegiken.co.jp/

愛知ブランド企業WEBサイト:http://www.aichi-brand.jp/corporate/type/fabricated/post-53.html

===========================

 

 


壁なくても家。屋根があれば家なんです。

だから屋根は、なくてはならない重要なもの。


 

鳥居:みなさん、パッとみて、どの屋根がなんなのか、興味持ったことありますか?

伊藤:あんまりない(笑)。

神野:ない!

鳥居:雨をしのぐ『屋根材』という商品があるんです。瓦屋根だけじゃなくて、スレート屋根とか…。材質ひとつとっても、土であったり、コンクリートであったり、金属であったり様々なんですよ。困ったことの駆け込み寺として、さまざまな屋根の課題に対して研究開発しているのが屋根技術研究所なんです。

伊藤つまり在来工法だろうが、ヨーロッパの家だろうが、プレハブ住宅だろうが、マンションだろうが、屋根なら全部任せとけ!と。

鳥居:「屋根のことなら屋根技術研究所ですよ」と言えるような会社になりたいなと。

伊藤:えー?!なっているんじゃないの?!(笑)。

鳥居:ここで満足したんじゃ、企業の成長が止まってしまうので、これからもどんどん頼りにされる会社になるよう社員一同、これから入っていただく社員様に合わせて、進化していきたいと思っているんです。

神野:はいはーい!そもそも私、屋根っていうことから想像するに、いわゆる一般的な「瓦の屋根」。それ以外は、屋根なんですけど、そんなに特別な技術を必要としないというか。マンションって屋根ある?みたいな。

都梅:天井の延長みたいな感じがあるかも。

鳥居:いい質問ですね。なんで屋根って重要かというと、社会の歴史で習っていると思うんですが、竪穴式住居。あれ、屋根です。壁ありません。

都梅:えーー?!屋根だけ?!

鳥居:キャンプのテントは屋根です。

一同:あー!

鳥居壁なくても家なんです。屋根があれば家なんです。

一同:えー?!?!

鳥居:屋根のない家ってありますか?それは家じゃないんです。

都梅:それは壁ですね!

鳥居:屋根ってそう考えるとすごくないですか?屋根なしの家に住みたいですか?

伊藤:いやー、なしはだめ!

 

 

 


時代や気候によって、屋根は進化を続けている。

だから屋根技術研究所の仕事はなくならない。


 

神野:昔から屋根ってあったわけで、もう技術が完成されているイメージもある。

鳥居:なかなか鋭いですね。竪穴式住居からどんどん進化していったわけなんですが、そのなかでも屋根に求められる性能で、飛び火性能っていうのがあって。

伊藤:飛び火?

鳥居:火事になった時に屋根がすごく重要なんです。自分たちの家の屋根に火が移ったら、全焼しちゃいますよね。周りの建物が燃えた時に、飛び火を防ぐために屋根材があるんですよ。歴史の教科書にも載っていた江戸の大火。実は当時、屋根に瓦が使われてなかったんですよ。

神野:藁的なもの?

鳥居:薄い板を貼り合わせたようなものだったんですね。

都梅:へー!お城は瓦だったけど、普通の住宅は木の板だったんだ!

鳥居:そうなんです。江戸の大火は、一軒が燃えて、それが燃え移って、燃え移って、拡大したんですよ。瓦屋根だったらあんなに拡がっていなかった。それ以降、瓦屋根っていうのが普及したと言われています。そこから屋根は進化を続けます。陶器の瓦は長持ちで火に強い。でも、重いし、専門の職人さんが取り付けなきゃいけない。だから板金屋根やコンクリート屋根ができました。新しいものは、JISや建築の法律など安全基準を満たさないと使えないので、試験や性能を十分に活かした屋根材が必要になってくるわけですね。

神野:ずっと屋根についてやってきた御社でも、全部やりきったとは言えないくらい、外部環境や時代の流れで求められるもの変わってきているんですね。

鳥居:日本全国でも、瓦の産地でも、それぞれの特色ある地域に特化した構造の屋根があって。

神野:気候が違うから?

鳥居:そうです。茅葺き屋根と瓦屋根違うじゃないですか。日本全国、いろんな形状の屋根を網羅するのは難しい。だから、充実させるためには生きている限り、商品が開発されるです。ずーっとイタチごっこで、追いつくことはないんですよ。

伊藤:屋根ならなんでもやる!と。

鳥居:という目標を持った会社。

伊藤:ところで武笠さん。広報の武笠さんを差し置いて、営業課長の鳥居さんがずっと喋っていますけど、だいたいあっていますか?

武笠:(笑)。あっています。

 

 


太陽光パネルの取り付け金具は

ほとんど屋根技術研究所の金具が使われてる?!


 

伊藤:愛知ブランドに選ばれる会社って「日本に誇るべき技術、あるいは他にないものを売っている、作っている」そんな、ものづくりの会社が選ばれているんですよね。御社でいうと、「屋根のコレがすごい」って認められたところはどこなんでしょうか?

鳥居:ここ10年間、「太陽光を家にとりつけよう」と動きが多かったんですね。そのときに弊社の開発商品である、『支持瓦』というアルミ製の瓦屋根のアルミ製の支持部なんですが…。(http://www.yanegiken.co.jp/sunlight/category/?cat=10

伊藤:支持部??

鳥居:太陽光を屋根に取り付ける際に、そのまま貼り付けてはくっつかないですよね。

伊藤:ズレ落ちちゃう。

鳥居:それを保持するための土台になるものの、パーツのひとつが支持部っていうんですが。

伊藤:ネジでぐりぐり留めているわけじゃないの?!

鳥居:瓦のカタチをしていることによって、周りの瓦に圧力をかけない。「余分の力を加えず、割れないようにして、アルミ製の瓦で支えてやる」という部材を作りました。太陽光のモジュールをつくっている電気メーカーさんの目にとまって、今では、太陽光をとりつけるときには、スタンダードな部材になってきているんです。ニッチな産業なので、友達に屋根技術研究所っていっても「へ?」と言われるんですが…。「太陽光を取り付けてるアレ、うちの金具」っていうとビックリされるんです。太陽光パネルのある屋根を指をさしたら、だいたい弊社の商品が使われているんですよ。

伊藤:見てわかるんですか?

鳥居:僕までいけば(自慢げ)。

伊藤:どのくらい修行すれば?

鳥居:2年くらいでしょうか。メーカーさんによって特色があるのですが、軒先の化粧のカタチがちがうとか…。あ、あと、化粧隠しのカバーがあるんですけどね。

伊藤:化粧隠しのカバー?

鳥居:太陽光電池と屋根の瓦との間に、どうしても隙間ができちゃうんですね。その隙間をうめる化粧のカバーがあるんですが、各社違うんですよ。「この会社のカバーだから、屋根技術研究所のだ!」って、すぐわかる。

伊藤:屋根オタクになりますね〜。

 

 

 


屋根に興味なかった人が瓦博士に?!

ニッチでディープな屋根の世界。


 

伊藤:ずっと屋根のプロなんですか?

鳥居:僕は太陽光の取り付けの講師とかもやっていただいていて。九州から東京まで点々と「こうやって取り付けたら安全だよ」とか「こういう屋根には、こういう取り付け方がいいよ」という説明をさせていただいています。

伊藤:屋根コンサルタント!そんなすぐになれるわけじゃないし、もともと屋根に興味があったんですか?

鳥居:この会社で初めて屋根について勉強しました。初めて携わる方でも優しく教えてもらえる会社かなと。

伊藤:屋根大好きじゃなくても大丈夫ですか?

鳥居:興味なかったのに、今では瓦博士みたいになっている人もいるので(笑)。

神野:実は日常のすぐそばにあるのに、意外と知らないものですよね。

鳥居:ぜひみなさん、家に帰られる時に屋根を見てみてください。

神野:見上げてみちゃうかもな。

伊藤:マツコの知らない世界に、でれるんじゃないですか?

神野:でられるかもしれない!そのくらいのニッチでディープな感じですね。

 

 


屋根について熱く語る鳥居さんがかっこいい。

自社商品について、ここまで熱を持って語られると、興味がわいてきちゃいますよね。

全く屋根に興味を持たなかった私も、帰り道は屋根が気になってしまって(笑)。

 

ニッチな業界で、試行錯誤して、汗を流し、必死で頑張る人たちの物語こそ

人の心を動かすのだなと改めて感じました。

 

 

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