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早過ぎる就活に一石? ‥‥時期なんて

仕事始めから3日もたつと、
もうさすがにお屠蘇気分は抜けきっています。
ってわけなんで、さっそく新年会やらなきゃね‥‥なんていう
オファーにヒョイヒョイ乗ってしまい、
結局いつもと同じ毎日。
そうやってさまざまなヒトと会って未来を語っていられるワシは、
ホントに幸せなことだと思います。

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朝日新聞の記事からーーー

早過ぎる就活に一石?キヤノン関連会社が採用活動先送り

キヤノンのグループ会社「キヤノンマーケティングジャパン」(本社・東京都港区)が、例年4月に実施していた大学生の新卒採用試験を見送るか、実施するにしても夏以降にすると自社のホームページで宣言した。

同社は、景気低迷による業績悪化で2011年春入社予定の新卒学生を採用できるか見通しが立たないことに加え、早まる一方の大学生の就職活動に対する問題提起でもあると説明。就活事情に詳しいジャーナリストの森健さんは「この時期に学生に『採用できるかわからない』と正直に伝えるのは異例だし、誠実だ」と、同社の姿勢を評価している。

 国内向けの販売などを行っている同社の採用担当者によると、これまでは多くの企業と同様に4月に採用試験をし、内定を出してきた。今春は60人が入社予定。現在の大学3年生向けでも昨秋プレエントリーの受け付けを始めた。

 宣言したのは先月下旬。「3月までの業績を見た上で新卒採用を行うか判断する」と説明。併せて、就職活動の時期が早いことについて「学生のみなさんから学ぶ機会を奪っているのではないか」とし、採用するなら選考は夏休み中にする考えを示している。

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ニュースになるんですねえ。


学生に『採用できるかわからない』と
正直に伝えるのは異例だし誠実‥‥なんでしょうか?
と、就活事情に詳しいジャーナリストの森健さんに聞きたい。


いえいえ


森健さんというジャーナリストに盾突いているワケじゃありません。
キヤノンさんを否定するつもりもありません。
宣言したこと自体はいい! 
実は「わからない」と判断を濁しているにもかかわらず
天晴れで清々しくも聞こえてしまうから
不思議なもんです。


ワシがスッキリしないのは
これが話題になってしまう採用&就職の現状です。
そもそも秋から就職活動(採用活動)がスタートするなんてのは、
あきらかに採用媒体のリードによるものです。
シェアを競う2つのナントカナビが狼煙を上げてオープンして、
ニッポン全国せーので始まる一斉画一な就職活動こそ
ヘンなんじゃないか!とワシは言いたい!!!


日本中の企業が、
新卒採用の時期やイメージ戦略にとらわれることなく、
「働く現場をリアルに伝える」ことに注力し、
日本中の学生が、
規模や企業イメージにとらわれることなく、
「この仲間とこの現場で働く」というナットク性を
ちゃんと具体的に持つことに視点を注ぐ。


そんな採用活動の時代をワシらはつくっていきたい。



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2010年1月 7日 13:14に投稿されたエントリーのページです。

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