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寂しく焦るぜ夜のハイウェイスター

平日夜20時。
山間部の自治体で講演をおこなった。
当然現地へはクルマで移動する。
夜間営業と長距離運転。
この手の仕事は今年で3回目か。
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長いキャリアの中で
夜のアポで移動することは少ない。
田舎へのロングドライブもほとんどなかった。
なので今年3回というのは
驚異的な働き方の変化だといえる。


今週、高速道路で
まさかの渋滞に巻き込まれた。
カーナビは「通過におよそ30分かかります」と
無機質で冷たく伝えるだけ。


講演の会場にあわや遅刻かと焦った。
現地に電話をするも
地方の交流センターは何度コールしても出ない。
職員さんの携帯番号は知らない。
しかもなんだか
こんな時に限ってトイレへ行きたい。
知らない町でしかも夜だし、
到着時間は読めないし、
連絡付かないし。
気持ちはソワソワイライラと落ち着かない。


よし!こんな時は落ち着いて
歌でも唄おう。


♪シゴトォ〜がハネ〜えたらむかえに行っくよ〜お〜


・・・・・・・・。
何気なく口ずさんだ歌詞の出だしで萎えた。
だってワシ‥‥
今からシゴトなんだもんなあ。


暗闇の知らない町の車内で
ロンリーおじさんは焦りつつもやがて到着した。
なんとかギリギリ間に合った。
‥‥が。
駐車場が空いていない。
おいおいおい!チビッちゃうよ〜。
早く早く早く早くぅ〜!


講演会場で満員の人が
迎えてくれたことは大きな救いだ。
そして翌日、
高速道路の渋滞と事故の報道を目にした。
無事で何事もなく
シゴトを完遂できたことに感謝。

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2017年5月20日 19:44に投稿されたエントリーのページです。

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