ご老人Rolling Stonesの
ニューアルバムが本日世界発売とのこと。
超大物のお爺さんたちは、
もうカネを稼ぐ必要なんてないのです。
ヒット曲はもう十分あります。
なのに80歳を超えた今、
ニューアルバムを出しちゃうって
もうめちゃくちゃすごい人たちです。

長くやっていれば、
意見や感情がぶつかり合って
解散スレスレの危機だってあったようです。
それでも60年も続いている。
それはあの仲間で、あの音を、
一緒に奏でることを
お爺さんになっても楽しんでいるからですよね。
つらい仕事じゃないんですよね。

能力を楽しんでいる。

そういえば、もう20年以上も昔、
かつての上司大久保幸夫氏が
「能力を楽しむ社会:
　負け組をつくらない日本型モデルの構想」
という書籍を上梓されました。

そこに書かれた内容は
膝を打つことばかりの玉稿でした。
大久保さんに連絡をとって一献交えながら
読書感想を述べた日が懐かしく思い出せれます。

そして今、
まさしく「能力を楽しむ時代」は
Rolling Stonesだけではなく、
どんな人にもリアルにやってくるのではないか？
と思えてくるのです。

組織のために社畜となって
ひたすら儲けを生み出す労力として
雇われるのではなく、
自分が発揮できる才能で誰かを喜ばせたり、
保有するソフト＆ハードで誰かの役に立ったり、
同じ意志をもった仲間同士で
何かに取り組むのがいいですよね。

労働はロボットがやるし、
記憶はITが補ってくれるし、
方法はAIが導いてくれるのだから、
人間同士が共感できることに時間やお金を投資して
分かち合う社会がいいですよね。

そうなったら、
就活とか採用とかも今とは変わりますよね。
本質的になっていきますよね。

仕事って楽しめたほうがいい。
就職ってルールに縛られなくていい。
会社って存在価値が輝いてみえるのがいい。
採用って共感できる仲間がいい。

Rolling Stonesは、
サイコーにかっこいい爺さんたちだよなあ…。
‥‥と、アジアの島国の
小市民のオジサンが鼓舞されているのです。