五輪で汚いカネが行き交った。
排ガス試験で20年も不正を隠した。
店にない商品を半額セールだと謳った。

2022年の現在も
組織のズルやインチキが報じられます。
何か不祥事が起きると、
報道機関の示唆に満ちた印象操作も
いかがなものかとは思いますが、
不正は不正。イケマセン。

信頼を裏切られたのは顧客のみならず、
現場でマジメに働いていた
スタッフたちとて同じなのです。
悔しい思いを味わっているでしょう。

私も20代に勤務先が、
当時の報道を賑わす疑獄事件となり、
末端の平社員だった私も
悪者扱いをされた記憶があります。

単なる労働者として、
悪事に加担することなど一切なく
額に汗していたというのに、
十把一絡げにして
悪者のレッテルを貼られてしまうのです。

ワタシが思う悪徳企業は、
組織ぐるみで全員一丸となって
人を欺いている集団です。
そのことに悪意を感じることもなく、
ごまかし続けている会社です。
めちゃくちゃたちが悪い。

アサリの産地偽装問題とか、
M自動車のリコール隠しとか、
ああなると詐欺集団です。

きっと普段はいい人なのに。
なぜ起きてしまうのでしょうか。

ワタシが思うに、
一部の偉い人に気遣った忖度が、
やがて組織の常識になって、
偉い人満足度を上げるための
ちょっとした小細工が
不正を生み出してしまうのでしょうね。

理念が大事だと言っても、
絶対君主のために
縁の下でねじ曲がっちゃう。

誰の方を向いていますか？
誰に役立つビジネスですか？

儲かるかどうか、
ウハウハの結果が出るかどうか、
影響度が大きいかどうか、
なんて考える前に、
ちゃんと人に役立つことを考えましょう。

そうしないと、
自分で気づかないうちに
悪玉になりかけてしまいますよね。
気をつけます。ワタシも。