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2018.05.23

【就活生調査】南山大生に聞いた就活のホンネ(part.1 内定編)

こんにちは。うめこ こと都梅です。

 

2017年11月末。名古屋市内にあるとあるカフェにて。

現役南山大生2人に来てもらい、自分の就職活動について振り返ってもらいました。大手ナビが行なっているアンケート調査では見えてこない学生のホンネに迫ります。

 

今回は「内定編」です。

 

 ・内定後にイチバン気持ちが下がる?!

 ・月1回は内定者フォロー研修がある?!

 ・内定者同士の交流はやっぱり効果的?!

 ・「当日の自社説明会予約ができた」会社に就職?!

 

そんな話をお送りいたします。

 

憧れの東京就職。        

でもいつかは愛知に戻ってきたいんです。

 

――どんなところに就職するの?

たかし:僕は東京の人材系のベンチャー企業に就職が決まりました。内定をもらったのは5月頃だったと思います。最初は旅行業界を見ていたのですが、「自分に合っていないかも」と感じ、少しずつ業界や職種を広げていきました。まさか自分が人材業界に行くとは思ってもいませんでした(笑)。

かなこ:私は東京の大手人材会社です。広告代理店に行きたくて愛知県で活動していたんですけど、東京で開催していた説明会に行った時に「東京ってキラキラしてる…!」って思って。関東にも広げて活動していました。

たかし:キラキラしてるっていうのはわかる!一度東京行くと、「ここで働いてみたい」って思うよね。でも県外にでる子って少なくない?僕のまわりだと10人くらいかな。

かなこ:私のまわりも8割近くは地元就職だなー。

 

――東京に憧れ、その夢が叶う反面、一人働く不安はない?親御さんの反応は?

たかし:別に親は気にしていないと思います。就活中も「東京へ行ってきまーす」「はーい、いってらっしゃーい」って普通に送り 出してくれてたし。特に相談もしませんでした。ただ内定先が決まってから報告したので「え?!あんた東京行くの?!」と驚かれてしまいましたけどね(笑)。

かなこ私の親は無関心だったかなー。受けている企業や業界の話をしても、「ふーん」って聞き流す感じで。親の方が就活に関してわからないことが多かったからかもしれません。 

たかし:不安よりも、面白い時期に東京へ行けるので楽しみです。オリンピックで街が変わっていく様子を、間近で体感できるじゃないですか。こんな経験って半世紀に1度あるかないかだと思うんです。10年頑張ればリニアもできる。「東京にしばらくいようかな」って感じです。正直長く働く気はありません。

かなこ:私も「1回地元を離れてみたい」という思いの方が強いのかも。いつかは愛知に戻ってこようと思っています。

 

 

内定後に押し寄せる不安。

決断しても、迷いは消えません。

 

――2人には3年生の夏から4年生の11月までの就職活動に対するモチベーションをグラフに書いてもらったんだけど…。内定してからのほうが下がってない?!

たかし:就活中は「売り手市場だなー」と感じていました。大手企業の選考もどんどん進むし、本命を受ける前に第一志望群から内定をもらったので安心感もあったし。落ちてもくよくよすることはありませんでしたね。でも、内定承諾後に、友達の就職先を聞いて焦りました。「え?!そんな大手に決めたの?」「僕もアノ企業の内定辞退しなければよかったかなー」と。それが7月頃だったと思います。

▲2人の書いたモチベーショングラフ。内定後にぐんと下がっているのがわかります。

 

かなこ:あー、わかる…。内定が出た時は、気持ちがいっきに上がるんです。でも内定もらった企業を並べると、いっきにテンションが下がりました。3月・4月はとにかく我武者羅で。合同企業説明会、自社説明会、面接の予定を入れて、こなすことでいっぱいいっぱい。その時期を過ぎると選考に残る企業が絞られ、日にちにも余裕ができ、次は「決断する」段階に入ってくるんです。

たかし:内定をもらった企業を並べて悩みました。行ける企業はひとつしかない。選ぼうと思うと「勝ち抜かせてもらって申し訳ないけど、内定辞退をしなきゃいけないのかー」と罪悪感も生まれてきます。しかも、承諾の返事をいつまでも待ってくれるわけじゃない。僕は大学で教職もとっていたので、教育実習の日程も迫ってくる。内定をもらった企業に承諾期限を延ばしてもらえないか、と相談しても「教育実習後の返事でもいいけど、その頃には採用活動が終わっているかもしれないなあ」と言われ、どうしよう…と思うわけです。

かなこ:選考だけがどんどん進むから、正直企業理解が追いついてないんです。だから、人の意見にとても流されやすくなりました(苦笑)。承諾をしてもまだ「大丈夫だったかなー」と、ふと考えちゃうんです。

 

――決断に悩み、決断してもなお不安は抱えたままだったんだね。でも内定者フォローとかあるんじゃない?

かなこ:10月1日に内定式があって、その時またモチベーションがぐんっと上がりました!同期になる子たちと会えて、ほっとしましたね。そのあと研修もありましたよ。私の会社では1ヶ月に1回あるんです。この前は、営業ロープレをやりました。同期の子とお客さん役、営業役に分かれてやったから緊張はしなかったけど、「私に営業できるの?!」とまた不安がよぎりました。

たかし:僕も内定式は楽しかったし、同期の子たちの顔を見て安心したなー。一緒に働くのが楽しみになりましたね。その時「実際に求人原稿を作ってみよう」っていう研修もしました。自社の求人記事を作って、無料の媒体に載せるって内容で。12月には「コミュニケーション研修」を受ける予定です。他の会社の内定者も集まるみたいですよ。

かなこ:大学の同級生も9月には就活を終えている子がほとんど。私も就活モードは終わって、残すは卒業論文と“遊び”のみ。月1回の内定者研修も同期に会えるので、面倒くさいとは思わないですね。

 

●COLUMN●

自社説明会の予約可能時間を、開催時間ギリギリに設定すべき?!

たかしくんと就職先との出会いは偶然でした。就活で京都を訪れていた彼は、午後の時間が空いてしまったそう。「まだ時間あるし、今日いける自社説明会ないかな」と、ナビの説明会日程で検索したところ、就職先の企業だけが検索でヒット。まったく知らない会社でしたが、説明会に参加したら楽しくて、社長にも時間をもらい30分以上話し込んだそうです。自社説明会の予約可能時間の設定だけで、出会いは変わるものですね。

 


最後に


最後までお読みいただきありがとうございました。

印象に残ったのは「選考がどんどん進むのに、企業理解が追いつかない」ということ。ここで働きたいと思える” 納得材料”があれば、もっと決断しやすかったのかもしれません。そのためか「入社1年目の先輩をリクルーターにつけて欲しかった」と2人は話していました。給与や休み、仕事の面白さや大変さは、先輩と話した方がより納得感が持てるそうです。

内定後も不安になる学生もいます。その不安を聞いてあげることで、前向きになる可能性もあります。定期的なフォローや声かけを意識してみてはいかがでしょうか。

 

 

  

 


 

株式会社ジオコスは「人の心を動かす情報発信」という理念のもと、採用ツールを中心としたクライアントの広報支援を行ってきました。私たちが目指すのは、目に眩しいクリエイティブさでも、レトリックの冴え渡る表現力でもありません。不器用でも、かっこ悪くても、一生懸命がんばって生きている人に視点を注ぎ、理解し、それを正しく伝える。かっこつけるより、理念、情熱、尊敬をキーワードに共感しあえる。それが私たちのシゴトの価値だと信じています。
何気ないアタリマエの日常の奥にこそ、誰にもマネできない唯一無二の強みが潜んでいます。私たちジオコスは、組織のキャラがにじみ出るストーリーを探り当て、魅力に変え、WEB、印刷物、動画を制作します。

 

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◆writer◆

都梅まき(ツバイマキ)
2009年入社。新卒で入社し、制作ディレクター、営業を経て、事業推進部へ。
企業理解を深めるために、お客様が出店するスーパーマーケットをプライベートで全店舗まわったり、半日体験入社したり、入社する人が住むであろう本社や勤務地の生活環境を散歩したり…ストーカーのように調べる変わり者。今の楽しみは、週1回ペースで遠方のお客様と世間話をすること。社内でのあだ名は「うめこ」。

 

◆過去担当案件一例◆
岡山本社の総合建築会社・和田組さまブース装飾スライド
京都本社の葬儀社・花駒さま採用リーフレット
愛知県豊橋本社のスーパーマーケット・デライトさま採用リーフレットパンフレット
愛知県東海市本社の鉄鋼商社・三和実業さま採用パンフレット
愛知県小牧市の特殊鋼商社・名古屋特殊鋼さま会社案内パンフレット
愛知県岡崎市の試験評価・エフティテクノさまコーポレートサイト
高校生進路応援冊子『@18』編集長

 

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