こんにちは！うめこ こと都梅（ツバイ）です。

企業理念とは、組織の存在意義や使命を表したもの。企業が何のために、何を目指して存在しているのかをまとめたものです。社員にとっては、会社内もしくは社外に対してとるべき態度や行動の判断基準となりますが、「まだまだ浸透しきれていない」と感じる企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。浸透させるためには、理念について考える機会が必要です。

今日は会社で起きたトラブルを教訓に、理念について改めて考えた、ある企業様の映像事例についてお話します。

 

 

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パチンコホールで起きた火災を教訓とし、

「火災を起こさないために日頃何ができるのか」

「万一火災が起きたらどうするべきか」を考えるきっかけにした

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パチンコホールを運営するA社は、以前から理念浸透のためのクレドや、お客様や地域を巻き込んでのイベントなどの企画行事、また決起集会で理念を伝える映像を流すなど、さまざまな機会で従業員の結束を固めてきました。そんな折、A社が経営するパチンコホールで火災が発生してしまったのです。

 

火災時に起きた事実と教訓を全社員で共有するための映像を制作することになりました。校正は、第一部で現場の様子を伝え、第二部では火災時に直面したスタッフの想いを紹介。最後に、火災を通じて見えたA社の”感謝の連鎖を生む風土”を伝えました。

 

全員避難できるまで全スタッフで必死にお客様を誘導した事実や、お客様から寄せられた多数の復活の要望など、会社にとってはネガティブな経験でしたが、映像を共有することで、再建への前向きな意気込みと、会社として何を守るべきかというスタンスがよく伝わった事例です。

 

 

 

火災が起きたことを報告だけで終わらせず、”教訓”として全社員で共有し、社員一人ひとりが考える機会をつくったことが、A社の強さだと感じました。企業理念は、会社の存在意義です。常に都度、企業として正しい行動を考えることで浸透し、身についていきます。